About

Programmable Products Labは、2024年4月から慶應義塾大学理工学部情報工学科に設立された、鳴海紘也が主催する研究室です。
我々はコンピュテーショナル・ファブリケーションと呼ばれる研究を行っています。具体的には、特殊な素材と構造を計算により配置し、インクジェットプリンタ・3Dプリンタ・CNCなどのデジタルファブリケーションツールにより実際に製造することで、衣服・食品・乗り物など人間の生活領域に存在するプロダクトを再定義しています。テーマの多くは、ヒューマンコンピュータインタラクション (HCI)・マテリアル工学・コンピュータグラフィクス (CG)・ソフトロボティクス・ユビキタスコンピューティングなどの融合領域に存在します。
最後に、我々は研究成果を論文やデモとして発表するだけではなく、展示・商品化することに興味があります。この10年、デザインの要素を研究に取り入れる努力が進んだことで、科学的な原理としてのPrincipleと、その潜在的な可能性を提示するPrototypeの溝はかなり埋まったと思います。しかし、PrototypeとProductをつなぐのはまだ難しいです。Principle・Prototype・Productのいずれも軽視せず、研究に取り組みたいと思います。

Topics

IPSJ-ONE 2024「『作り方を作る』デジタルファブリケーション」(5分)
TEDxUTokyo 2022「プロダクトの素材を再定義してみる」(15分)

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